涅槃図を3Dでダイナミックに再現!「法然寺」【香川】 :日本珍スポット100景-B級スポット観光ガイド-

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涅槃図を3Dでダイナミックに再現!「法然寺」【香川】

【カテゴリ:四国:香川】 | コメント(5) |

骨仏だけじゃない、すごいお寺!


珍スポット・法然寺
最初骨仏のお寺としてしか認識していなかった、香川県高松市の「法然寺」。しかし香川県珍スポットめぐりにおいて、最大の収穫となったお寺となりました。この胸躍るような素晴らしい光景をぜひあなたにも見ていただきたいと思い、力を込めてご紹介いたします。

法然上人が住んだお寺を復興


珍スポット・法然寺
法然寺は建永2年(1207)に法然上人が75歳で四国に流されて住んだという、生福寺の遺跡でした。これを高松藩祖・松平頼重が復興して菩提寺としました。当時に建てられたものも多く、江戸時代初期の建築物としては県内屈指と言われています。

遺骨で作られた仏像・骨仏


珍スポット・法然寺
私が見たかったのは骨仏。骨仏とは人の遺骨を使って作られた仏像のこと。以前記事にも書いた大阪の「一心寺」が最も有名です。法然寺の骨仏の仏師は一心寺と同じく今村輝久師なんですよ。

江戸時代初期から続く骨仏の歴史


珍スポット・法然寺
骨仏は祖師堂にあります。撮影はできなかったので、こちらはパンフレットの写真をフォトショップで加工したものです。白くつやつやとしたお体に淡い彩色がされています。江戸初期から宗派を問わず納骨されていて、戦後はほぼ10年ごとにお骨を仏像の形にしているそうです。

予想していなかった素晴らしい光景!


珍スポット・法然寺
美しい骨仏を拝観できて満足した私でしたが、その後に入った涅槃堂(ねはんどう)ではさらなる感動が待ち受けていました。お堂に入ったとたん、心臓がドクリと脈打ちました。そこには予想もしていなかった素晴らしい光景が広がっていたからです!

釈迦入滅の風景をそっくり再現


珍スポット・法然寺

撮影は禁止なので、これもパンフレットの写真を加工した画像でどうぞ。クリックすると大きくなります。

中央にまもなく一生を閉じようとするお釈迦様。周りには嘆き悲しむ十大弟子の羅漢。じっと見守る、象・馬・羊・猿・鶏などたくさんの動物たち。天上には雲に乗ってお釈迦様を迎えに来た母・摩耶(まや)夫人。そう、紀元前5世紀、旧暦2月15日の釈迦入滅の風景がそのままそっくり、ほぼ実物大で再現されているんです! 

こんな涅槃像、見たことない!


珍スポット・法然寺
あなたもお寺で「涅槃図」と呼ばれる絵をご覧になったことがあるでしょう? その2次元の涅槃図を、3次元的に表現しているのです。法然寺の涅槃堂では、寝釈迦と鳥獣人物52類がジオラマ仕立てで並んでいます。こんなダイナミックなスケールの涅槃像は見たことない!

あなたも釈迦入滅の時に立ち会える


珍スポット・法然寺
お堂に入ったとたん、私たちも仏陀入滅の現場に立ち会っているような心持ちになります。弟子たちの木像を前に私も座ってみると、全ての命はうつろうということ、だからこそ今ある命を尊ぶべきということがじんわり心に染み渡ってきます。静まりかえったお堂はまるで時が止まっているかのようでした。

歴代の等身大住職像がずらり


珍スポット・法然寺
またお堂の壁ぐるりに、法然寺、歴代のご住職の等身大座像が並んでいて迫力があります。拝観者はじっと座っている住職像の前を進むことになるのですが、わたしはポール・デルボーの「人魚の村(THE VILLAGE OF THE MERMAIDS)」を思い出しました。夢の中にいるような、怖いような不思議な気持ちになりました。

時間の余裕を持って訪れてください


珍スポット・法然寺
法然寺には他にも金箔をはりつけて拝む「出世大黒天」や、本物そっくりに作られたために、魂が入って池に水を飲みに行ったという龍の像、安産祈願の御利益があるお地蔵様など見所があります。でもとにかく、涅槃堂だけでもじっくり見ていただきたい。時が経つのを忘れてしまうので、旅行の予定に入れる際は拝観時間をたっぷりとってくださいね。【麻理】

おまけ


珍スポット・法然寺
門のところに奉納されていた巨大なぞうりのてっぺんに、ネコちゃんが住んでました。器用に上り下りしていてびっくり。誰にもじゃまされずにのんびりできる場所なのかもね。

【法然寺】



法然寺
住所 :香川県高松市仏生山町甲3215
最寄り駅:高松琴平電鉄琴平線仏生山駅→徒歩15分
電話:087-889-0406
休業日:境内自由
時間:境内自由
拝観料:釈迦涅槃像拝観料 350円
駐車場:無料
関連URL:法然寺
2009年09月02日

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いつも楽しく拝見しております。

涅槃像は、タイのお寺に良くありました。ボタンを押すと、涅槃像の周りを人が念仏を唱えながら電動で回りだすところやら、巨大な涅槃像やら。

でも、私滋賀県在住ですが、ふら〜っと行ったお寺に人の大きさの涅槃像があって、びっくり。それも普通の人が使う掛・敷布団をお使いになっておられたのです。しかし、お寺の場所を忘れてしまい、再度いこうと思ってもいけません。観光協会にも尋ねましたが、知りませんて言われました。もう一度訪れてみたいと思ったりするのですが。
■ごんちゃさん
電動! それだけで珍の香りが漂いますよね。念仏を唱えながら回り出すなんて面白そうだなあ。

涅槃像はあちこちでよく見ますが、お布団にくるまれている像はまだ出会ったことがありません。見てみたい! 私もぜひ知りたいです。もし新たな情報などありましたらお教えくださいませ☆
ごんちゃさんがおっしゃっているのは、京都府亀岡市にある穴太寺(あなおじ)の大涅槃釈迦像のことかもしれません。
ooo様
実は、行ったのは滋賀県の木ノ本町という所なのです。亀岡にお布団にくるまれている仏様がいると言うのことを木ノ本の観光協会の方が知っておられたそうですが、木ノ本の涅槃像はご存知なかったようで。。。木ノ本に居ながら亀岡のお寺にいてたとか??

麻理様
行ったのは、かれこれ10年ほど前で、記憶がかなり薄れています・・・。また時間があるときに再探索をしてみたいと思います。情報をゲットしたら真っ先にご報告しますね!
■○○○さん
情報ありがとうございます。京都にもお布団かぶったお釈迦様がいらっしゃるんですね。助かります〜☆

■ごんちゃさん
あらま、木ノ本の涅槃像と亀岡の涅槃像と両方お布団にくるまれているんですね。探してみると結構あるのかしら。私も今後お寺に涅槃像を見に行くときにはいろいろと調べてみますね。

お二人とも情報、本当にありがとうございます。こういった口コミの情報は貴重だと思います。感謝です☆
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