がまだすってどんな意味?

響きが面白そうという理由だけで訪れた
長崎県島原市の「
がまだすドーム」。がまだすとは島原の方言で「がんばる」という意味です。何に頑張るのか? 正式名称「
雲仙岳災害記念館」が表すとおり、噴火災害からの復興を頑張るんですね。
大きな被害を受けた平成噴火

島原半島の雲仙普賢岳は活火山です。平成3年(1991)の火砕流で報道関係、消防関係、民間人など43人もの命が失われました。数多くの家屋が焼失し、土石流に埋もれ、負傷者・死亡行方不明者を出した大惨事です。
遊んじゃっていいのだろうか

パンフレットには「火山を見る、遊ぶ、学ぶ、憩う……全国初の火山体験学習施設」とあります。見る、学ぶは良いとしても、遊んだり、憩うのは不謹慎では……。でも地元の方々の「災害から立ち直るぞ!」という意気込みと明るさが伝わってきますね。
火砕流の速さを知る「火砕流の道」

入り口入ってすぐの「火砕流の道」。40メートルもの地面がガラス張りになっていて、下に焼けこげた木々や灰が積もっています。これは赤い光によって火砕流がどのくらいで流れるかが身をもって分かる展示なんです。
走って逃げ切れる?

あなた一度は考えませんでした?「火砕流が来たら走って逃げればいいじゃん」私もそう思っていました。でも、そんなの無理! 赤い光が走り抜ける速さと言ったら。なんと時速100キロメートル。スタートを切る時点で飲み込まれてしまいました。
ドロドロと溶け出す時計

これだけでもぞっとしますが、さらに怖い体感型展示は続きます。これは身のまわりのものは何度で燃え上がるのかというシミュレーション。温度が上がるにつれて、プラスチックの時計がドロドロになり、木製のけん玉が黒く焦げ……。これが人間ならと思うと背筋が凍ります。
席が揺れ、熱風が吹き付ける

メインの「平成大噴火シアター」。雲仙の大噴火を直径14メートルのドームスクリーンで再現。巨大な岩石は飛んでくる、蒸気は吹き上げる。迫力の映像に合わせて席がガクガク揺れ、熱風が顔に吹き付けるという凝った仕掛けも。たった7分間でもぐったり。
噴火後の風景を再現したパノラマ

もう噴火の怖さは十分……。しかし追い打ちをかけるのが「焼き尽くされた風景」の空間。薄暗いパノラマの室内に、焼けこげた電柱、電話ボックスなどの実物を展示してあります。
報道関係者が多く犠牲に

報道関係者のカメラは、カバーがどろどろに溶けて部品がねじ曲がっています。火砕流では特に報道関係者が多く犠牲になりました。自分の命よりも報道を優先させたんですね。他の見学者のもここでは無言。
最後にミュージアムショップへ

いやという程、噴火の怖さを体感しまくれるスポットでした。このまま終わると、どよーんとした気持ちになりますので、最後におみやげ屋さんへ。がまだすドームのキャラクタ「がんたくん」と「めぐみちゃん」があたたかく迎えてくれます。紐をひっぱると蒸気が出るというややブラックな「噴火まんじゅう」も名物です。【麻理】
【がまだすドーム(雲仙岳災害記念館)】がまだすドーム(雲仙岳災害記念館)
住所 :長崎県島原市平成町1-1
電話 :0957-65-5555
時間 :09:00〜18:00
休館日:年中無休(メンテナンス休館あり)
入館料:大人1000円
駐車場:無料(420台)
関連URL:雲仙岳災害記念館 WEB SITE
2008年02月14日
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嬉しいです! ありがとうございます。まだ始めて2年ちょっとのブログですので、全国全てを網羅したわけではありませんが、ぜひ栃木県も特集を組みたいと思っています。ご紹介したい珍スポットがたくさんありますよー☆