愛知特集のスタートはトイレから!

今週からは
愛知県特集。初っぱなは常滑(とこなめ)市の「
窯のある広場・資料館」と「
とこなめトイレパーク」です。最初がトイレかい! いつものことですが。常滑は中部国際空港のある街ですね。
日本六古窯の一つの常滑

常滑市は昔から窯業の街として知られています。赤茶色の急須の常滑焼をご覧になったことがあるのでは。日本六古窯の一つ常滑は土管の町とも言われ、市内のあちこちに土管を利用した塀や道路もあるんですよ。
第1エリア「勇魚とりの物語」

とこなめトイレーパークと窯のある広場・資料館は、衛生陶器や住宅設備機器の株式会社INAXが運営する「
世界のタイル博物館」の一画にあります。この世界のタイル博物館も面白いのですが、見るべきなのはやっぱりシモ関係。
トイレパークは街のオアシス

まずトイレパークから。常滑の街の景観づくりへの提案を込めた「街のオアシス」として誕生したそうです。誰でも自由に利用できる美しい公共トイレです。
いや、美しいんだが……

円形がつらなるデザインで川の流れを再現したり、貝殻や木の葉を埋め込むことで自然との調和を表現しています。えーっと、うーん、もう書くことないや。きれいなトイレですねってことで。なげやりでごめん。
必見は「資料館」

それよりも面白いのが「資料館」ですよ。古来から日本で使われてきた便器がどっさりあるんですよ! とたんに目が輝きました。特に陶磁器で作られた美しい染め付けの古便器なんか、便器にしちゃうのがもったいないほどの美しさ。いやでもこれでご飯を食べるのはちょっと……だけど。
中でも「御用場の樋箱」が素晴らしい

ああ、なのに、なのに。ここは写真撮影が禁止されてるんです。ああっ、もお! 染め付け便器だけじゃない。ぜひ見学をお薦めしたいのが、資料館のメイン展示(私的に)「御用場の樋箱」。御用場ってのはトイレのことね。
畳敷きのあまりに高貴なトイレ

代々将軍家が使用したというトイレは、便器の周りが畳敷き。つまり便器が畳に埋め込まれている形で、床下には人が入れるようになっていて床下で樋箱(ひばこ:おまるのような箱)の引き出しの中身(糞尿)を係の者が片づけることができるんです。ちゃんと床下も前面がガラス張りになっているので見やすいです。
篤姫の堺さんを見るたび思い出す
残念ながらその畳敷きの御用場に上がることはできないんですが、その高貴で優雅なため息もののトイレの構造が良く分かって非常に満足いたしました。大河ドラマ『篤姫』の堺雅人さんを見るたびに、あーあのトイレ使ってるんだーと思い出します。いや堺さんじゃなくて、家定だけど。
使用できるアンティークなら良かったのに

他にも溲瓶(しびん)や男性用小便器の朝顔もいっぱい。とこなめトイレパークもいっそのこと、レプリカでいいからアンティークの染め付け便器(もちろん使用化)を並べてくれたら良かったのになあ。【麻理】
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住所 :愛知県常滑市奥栄町1-47
電話 :0569-34-8282
時間 :10:00〜17:00
休館日:月曜・年末年始・夏期
入館料:大人500円(世界のタイル博物館と共通)
駐車場:無料
関連URL:INAX 世界のタイル博物館 〜装飾タイル・やきもの展示と展覧会
2008年04月15日
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